HARD ROCK & ICEを目指した活動をしています。
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2013年8月17日土曜日

2013/08/14-17 剱岳 八ツ峰-チンネ

メンバー:じげん、なおっぴ


夏季休暇を利用して、剱岳にいってきました。

漠然とした『剱に行きたい』という思いから、企画が始まった今回の山行。
計画は以下の通り。

8/14:黒部ダム→真砂沢ロッジ
8/15:真砂沢ロッジ→八ツ峰縦走→三ノ窓
8/16:三ノ窓→チンネ左稜線→剱岳本峰→剱沢キャンプ場
8/17:剱沢キャンプ場→下山
8/18:予備日

なおっぴは1泊以上の山行はこれで二回目。
どうなることやら。。。

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8/13。黒部ダムへ向かうトロリーバスの発着駅、扇沢に向かう。

到着時刻は、日付が変わりかなり経っていたが、ひとまず朝まで仮眠。

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8/14[真砂沢ロッジ]



じげんに車ごとゆすられて目を覚ますと、トロリーバスのチケットを購入する人で長蛇の列。
パッキングを済ませ、列に加わる。

じげんはNewザックNOZONEだぜ(^ω^)



いざ、じげんが愛してやまない黒部のエリアへ。



下の廊下。


写真では伝わらないんだけど...
日本ではないような?なんか凄い渓谷。


ハシゴ谷乗越から剱方面。

中心左よりが八ツ峰?、、、ちょっとでかすぎませんか?(^^;


もっと顕著な尾根でわかりやすいかと思ってたけど、なにがなんだかまったくわからん。

わからん。。。


なにはともあれ、やーーーっと本日の宿へ到着。

「この時点で真砂沢からの下山はやめて室堂から降りよう」
となりました笑

「あの辺が取り付きだろう」というところまで偵察して、本日は終了

8/15[八ツ峰→三ノ窓]


3:00起床。隣のパーティは撤収準備中。早い・・・(^^;;;

前日に目星をつけていた場所まで、長次郎谷の雪渓をつめていく。



しかし、近づいてみるとシュルンドがばっくり。

なおっぴ「いけませーん\(^O^)/」
じげん「ここじゃないんじゃないか?」

では、もっと上に行きましょう。


うん?ここ・・?か?
でもフェースに人が取り付いてる・・・なんかおかしいぞ。

聞いてみると、5・6のコルだそう\(^O^)/でっすよねーーー

またやってしまいました。
勉強不足が露骨に出たね・・・

戻るのもなんなので、上部だけ登ります。ちーーーん^^




フェースから登ってしまいましたが、脇にちゃんと巻き道がついてました。

ルートファインディングできない子です・・残念です・・・



1つ目の懸垂ポイントから見下ろす。
とんがりから二回目の懸垂です。


ふと左を見ると、剱本峰に突き上げる源次郎尾根。
おそらく中心部が懸垂ポイント。人も何人か見えたし!

もうちょい強くなったときに腕試しでいきたいなー。



右をみれば、クレオパトラニードル(手前)とチンネ(奥)

クレオパトラニードル。
上部に懸垂支点の残置がみえたから、こんなとこも登った人がいるんだなぁ・・・^^;;;;

チンネ。
明日はあれですか・・・まじですか・・・・(^ω^;;;)ひぃ~~


八ツ峰の頭から長次郎谷雪渓を見下ろす。
中心ちょい下が熊の岩?

別に難しい岩ではないし、すごく充実した登攀ではなかったけど、振り返ると感動してウルウルしてしまう。
ちょっと泣き虫を治さないといけないかも知れません・・・



で!
ここからが本日の核心\(^O^)/



池ノ谷ガリーです。
がれがれです。石落ちまくりです。歩行技術なさすぎです
(写真は振り返って上部を撮影)

30~40分くらい下降。ガスっててよくわからないし。
地形図の読み方をじげんに教えてもらいつつ、三ノ窓を目指す。

途中、なおっぴは転んで、岩で手を切ります(^ω^;;;)



なんとかたどり着き寝床を確保!

いいテン場だーー^^


チンネが見えるー^^


雪渓から水がたれてなかったので、掘り起こして溶かす。
水を作るのに、1時間弱。

いやねー、、、

泥水でっすよ(笑)うっすら茶色いし(笑)

まぁそんなこといってもしょうがない。
自然の恩恵にあずかりましょう。


8/16[チンネ左稜線→剱本峰手前でビバーク]

本日も3:00起床。


最高の景色が迎えてくれましたーー><


覚悟を決めて(笑)取り付きへ。

荷物は全部担いでいきます。


シュルンドをまたぎ、取り付きテラス。

今回は僕が岩のアルパイン初めてということで、終了点ごとに細かく切りました。
核心以外は一応つるべであがりましたが、ピッチ数がトポとずれてるので、各ピッチの担当は省略します。



左稜線から三ノ窓。
なるほど。確かに「窓」ですね^^


次のピッチはハイマツ交じりのリッジ。


核心ピッチ。


所要時間、なんと8時間・・・
色々と要因はありましたが、なんにしても大きな反省が残る内容となってしまいましたorz

池ノ谷乗り越しを超え、剱本峰をめざします。


尽きかけていた水を補給できました!!
ほんと自然に助けられた感じ。

じげん「こんな小さな雪渓でも水が取れるんだねー」




道中。
ヤマケイさん、、、ほんとに破線路ですか?^^;

なおっぴはここで、ホールドとして使った岩がはがれて、50cm四方くらいのでっかい石を落とします。。。
鞍部でビバークしてる人におちなくて良かった。。。


「チンネで時間をかけすぎたせいで時間が怪しい」
「小屋までいったらヘッデン行動になるだろう」
「夜、このガレはやばくない?」

というときに、テン場(といっていいかわからないけど)を発見。


そういえば、本峰手前でビバークという記録もあったっけ。


横には大きい雪渓もあって水が出てる!
昨夜とはうってかわって、だいぶきれいな水!


満点の星空と、とてもきれいな月明かりに包まれたすごく良いテン場でした(^ω^)

8/17最終日[剱本峰→室堂]

朝から絶景!!

以下、写真をお楽しみください^^






五竜、鹿島槍、槍、八ツ、富士山などなど、とおーーくまで見えました。


剱本峰を目指し、30分ほどでピーク!



ひゃっっ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ほーーー




⊂二二二( ^ω^)二⊃ほーーー


さぁ下山です!
さくっと降りましょう!

右側、大きい雪渓上の鞍部。あそこが剱御前小屋のはず。

右下は剱岳山荘。


ここは一服剱。後ろを振り返ると、剱!!

・・・じゃありません。

あれは前剱。
下から上がってくる人は、あれがピークだと思ってあがってくるんだろうなぁ・・・

かわいそう。


剱沢キャンプ場を超える。
剱の全景が見えます。
でっかいです。


剱御前小屋(写真左の鞍部)、雷鳥沢キャンプ場を越えて、室堂です。

2年前、この池を見るためだけに来たことがありました。(GWだったので雪に埋まってました笑)
あの山を越えて更に向こうまでいけるなんて、、感無量です!


とりあえず、なんとか無事に降りてくることができました。

今回は基本的なこと、読図、スピードetc。。。。
大事なことはたくさんあって、まだまだ未熟だなぁと痛感しました。


次に来るときは、もっと成長してさくっとやっつけてやります(^ω^)

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