HARD ROCK & ICEを目指した活動をしています。
  大自然を守る活動をしています。
  人とのつながりを大切にしています。

2013年10月27日日曜日

2013/10/27 小川山

メンバー:ももたろう&しろ
 
小川山に行ってきました~♪


今日も妹岩でクラックの練習の予定。
晴天なのに、外気温は氷点下。
しかも昨日までの台風の影響で、川が増水。
渡渉におじけづいて、エリアを変更しようかと本気で思いました。
Sガイドパーティ他、皆さん、何の迷いもなく素足で渡渉するので、私たちも意を決して渡渉。
冷たかった~(;O;)


妹岩は講習会で今日もいっぱい。
しかも、私たちには寒すぎです!
10度以下でフリーはやらない私たち(笑)
とりあえず、姉岩の偵察がてら、フェイスでアップ。
紅葉真っ盛り。
太陽があったかい~
 


 
午後も講習会で空きそうになかったため、親指岩へ移動しました。
こんなに増水していました~。


小川山レイバックを登りました。
最後の乗越手前で黄色のキャメロットがよく決まりました。
 
ここのところ、クライミングができていなかったので、いいリハビリになりました。
 
小川山は水戸から片道300km、毎週、しかも日帰りでよく通ったね~。
いつも、一人で運転してくれてありがとう(^_-)-☆
ももたろうにとって、片道400kmまでは日帰りだそうです♪
 
来週は、どこに行こうか♪
 

2013/10/27 三つ峠アイゼントレ

メンバー:じげん&なおっぴ

実は!なおっぴは11月2週目から1ヶ月間仕事で、冬山の準備ができませんorz
つまり、次に山に行けるときにはもう冬のシーズンが始まっちゃってるんです。

覚えたてのクラック&ナチュプロを伸ばしていきたい気持ちはあったけど、そんなわけでちょっと気が早い冬の準備。
ほんとの慣らしにしかならないけど、まだまだリード経験も浅いのでマルチトレーニングも兼ねて三つ峠に行くことにした。



朝は6:00起床。
写真家でにぎわう寝床を後にして、朝食。7:00に出発。

余談ですが、最近「クライマー魂(amazonへの通常リンクですよん)」を読んだけど、山同志会の岩トレでは岩場までダッシュしてたという。ひえーー
ということで、大したアプローチじゃないし、ボッカトレもすることにした。


影響を受けやすいなおっぴでございます。
( ゝω・) てへぺろ


今まで背負ったことない重さにしてみたら、終盤は腰が痛いし、下りはよろけるし・・・
ボッカ力が全然ないことがわかった。
こんなんじゃ、冬の長期に行けないよう・・・要トレーニングです・・・




岩場について、とりあえず慣らしでフラットソール。
三つ峠屏風岩東面の3Pを2本。違うラインで。



懸垂も後からついていったことしかないので、手順を確認してもらうのも兼ねて、先に降りてみる。



アイゼンを履いて右フェース。
カムやナッツのセット練習もしつつ、上まで行きます。

久々のアイゼンにテンションMAX!!
朝の肌寒さといい、冬の訪れを感じるね~~~
・・・まだもうちょっとだけど^^;



下降のとき、頂上で会ったガイドにバンドまでの距離を聞いて、
それを鵜呑みに降りたらロープが足りなかった。

で予期せぬ登り返し。
仮固定→プルージックの基本?を実践する良い機会に(笑

反省はプルージックのスリングは長めにすればよかったかなぁ。
60cmじゃ短くて、結び目をずらしにくかった。



天気にも恵まれて快適なクライミングを楽しみました。
アイゼン楽しいーーー(^ω^)




さて。また余談ですが、こちらの画像。
二本のトップロープをはってるんだけど、片方の支点のスリングが
もう一方の支点に使っているビナのゲートをあけています~・・・

互い違いでカラビナ二枚使ってたし、左側のビナもあるから大丈夫だとは思って放置したけど、
あんまり気持ちの良いものじゃないねぇ。
気をつけよ。




三つ峠は二回目で、相変わらず最高の眺めでした。

前回はただひっぱってもらっただけ。
今回、多少は成長したかと思えば、登るのもシステムの構築も遅いし、まだまだ安定感もない。
クライミングセンスは微塵もないから辛抱強く登りこむしかないなぁ。という結論。
まったく・・・先は長いです。

大した成長は感じていないけど、前には進んでいると思うから、
焦らず、地道に、楽しんむことが近道だと信じて、がんばろう。
そうしよう\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

信じるだけじゃだめだけどねっ!!!

では、とりあえず一ヶ月間お休みです。
向こうで遊んでくれる人が見つかるといいのだけれど。

2013年10月14日月曜日

2013/10/11-13 北鎌尾根(湯俣→北鎌沢→槍ヶ岳)

メンバー:しろ&なおっぴ

北鎌尾根に行ってきました~♪


なーんか予報によるとぱっとしない天気。

初日は雨だけど、午後か翌日まで晴れ予報。
なおっぴが絶賛愛用中、かの猪熊さんが代表の「ヤマテン」さんによると、
北鎌尾根を抜ける予定二日目の午後には吹雪くという予報も・・・

うーん・・・なんとか行けそう!!?ということで決行。
どうなることやら。。


[1日目] 6:00アルプス第一交通~7:00高瀬ダム~9:30湯俣~13:00千天出合~16:00北鎌沢出合

アルプス第一交通さんを利用して、高瀬ダムまで向かいます。

営業所から乗ると、車を無料で預かってくれます。
あとからの回収は面倒だけど、高瀬ダムから七倉ダムへのゲートが開く時間は決まってるし、駐車場無料、営業所は駅前、しかも24時間営業してくれているので助かります♪

余談ですが、高瀬ダムは面白い作りをしています(^ー^

詳しくはこちら→七倉~高瀬ダムのタクシー運行について


そんなこんなで、北鎌尾根目指して出発です。


左側のトンネルを抜けます。
写真左手側にトイレがあるよ★



トンネルを抜けるときれいな湖~

よく記録で目にする避難小屋を尻目に延々と歩く。
(めんどくさくて写真撮ってません笑)


2時間くらいで、晴嵐荘に到着!!
一番古ぼけている看板が、目指す北鎌尾根の標識です(笑)



水俣川です。水がきれい~^^
空にも晴れ間が!!


安全祈願!!!


山が色づいて来ています><



写真左側が水俣川上流です。
適当なところで橋から降ります。

あとはただひたすら遡行!!


 よく記録にある巻き道かな?
あまりぶら下がりたくはないFIXロープ。支点はよく確認しましょう。


一瞬の晴れ間からまたぱっとしないお天気へ。
どんよりは続く。。

お天気なんて関係なしに元気なしろです☆


きれいなナメ滝!!
カドナミ沢のナメはやっぱりきれいじゃないよ・・・

えんえんと歩いていくと。。。


雲が晴れた!


 色づいた葉が光にてらされてきらきらしています!


紅葉を愛でる①


紅葉を愛でる②


かっぱを脱いでやる気満々のなおっぴ。
ただのへつりですから、もちろんやる気は空回り!!


 ずっと巻道を辿ってきましたが、ここでは巻き道がなく、渡渉せざるをえなくなりました。
※ヤブに突っ込むのはタイムロスとの判断です。


記録を読んでいると、みなさま「水がすごく冷たい」っておっしゃる。

なおっぴ『冬にも渡渉してるんだから、そこまでじゃないでしょー?』
しろ『ほんとー?ちょっと行ってきてよ。』

と特攻。・・・1/3まで行って帰ってくる。

なおっぴ『・・・冷たいです。素足じゃヌメって怖いです\(^o^)/

というわけで。

秘密兵器、渡渉用靴下!

※真面目に結構効きます。
沢靴とか荷物になるので絶対にもって行きたくない!と思って、試行錯誤した結果です。
実は白毛門沢でテストしてました笑

で、渡りきる。

なおっぴ&しろ『イタイイタイイタイイタイ・・・><。』


記録を書いていただいたみなさまごめんなさい。
冷たい通り越して痛かったです・・・調子にのってました。
byなおっぴ

でも、装備もトータルして考えると、やっぱり沢靴はもって行きたくないんだよなぁ。

千天沢出合までは、藪が刈られているところもあり、赤布も豊富で、
整備された登山道といった感じ。
お盆には、七倉駐車場がいっぱいで停められなくなったそうです。


こんなにきれいな紅葉見たことない~♪


その日のコンディションにも寄るとは思いますが、千天沢出合まで渡渉は1回のみでした。


夜には低気圧が通過し、お天気が荒れる予報だったので、
P2からP6を省略し、3回程(?)靴下渡渉して、北鎌沢出合で幕営しました。
P2取り付きには、三角の赤い旗が立っていて、近くには岩小屋もありました。


一見涸れた北鎌沢ですが、おいしいお水がとれました。
夜は、風、雷と大雨。稜線上に上がらなくてよかった~(;O;)

[2日目] 6:30北鎌沢出合~8:10北鎌のコル~12:30槍ヶ岳頂上~12:45槍ヶ岳山荘


翌朝はテントの周りの涸れた沢が、立派な川になっていました。
水俣川は一雨降るとずぐに水が増量するというけど、ほんとうにすごい変貌っぷりです!
北鎌沢も、この通り、水で潤っています。
紅葉真っ盛りの北鎌沢。



踏み跡は明瞭。
たくさんの人が訪れる北鎌尾根ですが、終始2人で貸切でした♪


1時間40分位で北鎌のコル。


岩稜や藪を進みます。


紅葉したP2~P6♪


やっほ~♪
独標大きいね~。


尾根上は、岩稜を登ったり、降りたり、



登山道程の道を歩いたり。


独標の辺りからガスに包まれ、視界は10m程。
雨も降り始めました。
予報より早くお天気が崩れるのかと不安になったりもしたけど、
お互いに気遣い、笑いあって、とにかく進みました。


ライチョウさん(^o^)
こんなに近づいても逃げないで写真を撮らせてくれました♪


ルートを外れると、脆いザレ場になるので、
尾根を外れないよう、なるべく岩を登るように進みます。
ズレちゃったかな、と思ったら、尾根に上がるように
登れるところを登っていけば、すぐに明瞭なルートに合流できるはずです。


あれが、槍ヶ岳~?(笑)

長い間、視界がなくて、何番目のPにいるのか、どこにいるのかわからなくなっていた私たち。
ときどき見える一瞬の青空にほっとしました。


遥か下の方に、どこまでも広がる紅葉に、癒されました。


いよいよ雨あられが降ってきて、ガスの中、こっちじゃない?
と言いながら登れるところを登っていくと、
あれ、槍ヶ岳って書いてある~♪

誰もいない槍ヶ岳の頂上。
すぐに天気は崩れ、吹雪になりました。

[3日目] 10:00槍ヶ岳山荘~15:30上高地

明け方までの吹雪が嘘みたい。
太陽の光があったかくて、どんどん雪を溶かしていく。
風が冷たくて、もうすぐそこまで来ている冬が待ち遠しくてたまらなくなります。


頂上へのはしごは、たくさんの人で大賑わい♪


誰とも予定が合わない連休に、1人で行こうと思っていた北鎌尾根。
なおっぴが便乗してくれて、2人で紅葉狩りに行ってきました。
水俣川のへつり、残置ロープをひっぱったとき、私は落石に当たりました。
一瞬、何が起こったのか、わからなかった。
当たり所によっては、死んじゃったかもしれない。
足が震えていたんだけど、なおっぴが泣いてくれたから、私は笑顔になれました。
怪我をした後の自分の弱さをカバーしてくれる、優しい、大切な大切なパートナー。
一緒に行ってくれてありがとう。


視界がなかったからなのか、尾根自体があっけなかったからなのか、
北鎌尾根に、槍ヶ岳に来た実感が湧きませんでした。
冒険的な山旅、お天気も含めて内容が薄かったわけではないのに何でだろう。
ただわかったのは、私たちは山に来て、クライミングがしたいんだってこと。
あー、クライミングがしたい!!
来年はクライミングに奮闘しながら紅葉狩りをしようね☆


大好きな景色。
私の名前の由来になった川です。
また来るね♪