HARD ROCK & ICEを目指した活動をしています。
  大自然を守る活動をしています。
  人とのつながりを大切にしています。

2014年10月18日土曜日

2014/10/18 瑞牆山 大面岩左稜線

2014年10月18日 
メンバー:なおっぴ&しろ

大面岩左稜線に行ってきました~♪

 


取り付きは、登山道を行き、カンマンボロンを過ぎてすぐのボルダー脇から、ケルンの積んである踏み後に入ると、コケの生えたスラブのフェースにリングボルトが打ってある。
うっそうとした感じでした。

1P目 しろ
濡れたクラックの方から、ステミングで飛び立ち、
あとは簡単だけど、じゃりじゃり&苔、そして落ち葉で滑るスラブ。
ボルトラダーのフリー化なので仕方ないのだけど、ボルトが大量にあり、ちょっと残念。
スリングのある木を終了点としてしまったけど、スラブの上の岩をクラック沿いに上がると、終了点がありました。


2P目 なおっぴ
ほとんど歩きと木登り。木でビレー。

3P目 しろ
岩溝を上がって、屈曲して重くなりそうなのでスリングの巻かれた大木まで。
隣のカンマンボロンがかっこいい~。

4P目 なおっぴ
ここもほとんど歩き。最後は右へトラバースして、立派な終了点まで。
トポだと3Pのところを私たちは4Pで登った。

5P目 しろ
この辺から開けて気持ちがいい。
短いスラブから、一段上がって、終了点を無視して次のピッチまで継続しちゃった♪


6P目 なおっぴ
左から回り込んでフェイスを上ったあと、スラブ。
トポをもってきていなかったので、次のピッチがOWと思い込んでしまい、左側の土のルンゼを上がって、ボルトのないきれいなOW?チムニー?前の大木でビレー。

7P目 なおっぴ
取り付いてみるも、異様に難しい。先をうかがってみてもボルトが打たれていないので、間違いに気づき、クライムダウン。
土のルンゼを戻り、トラバースするとボルトがあり、そのまま進むと、不自然にボルトが打たれたチムニーがありました。
その入り口付近、残地ハーケンでビレー。日陰になったせいか、この辺りは寒かった~。

8P目 しろ
チムニーからOW。
今回もワイドはなおっぴ担当のはずだったんだけど、ボルトがあるしトレーニングのために行かせてもらった。結構消耗したけど、いい感じに登れた。
最後はクラックが土で埋まっていて、木の根っこをつかんで這い上がると、立派な終了点があった。


下降は隣のニューモンタージュで降りるはずだったのだけれど、途中からよくわからないラインを降りてしまい、時間がかかってしまった。
懸垂が、なかなかうまくいかないなー。
帰ったら、また研究しよう。

久しぶりのボルトルートに困惑したけど、上部は楽しかったです。
紅葉のいい時期でした~。


カムは不要でした。
ヌンチャク12本位。

2014年10月12日日曜日

2014/10/12 瑞牆山十一面左岩壁 山河微笑

2014年10月12日 
メンバー:なおっぴ&しろ


山河微笑に行ってきました~♪
6月からクラックとスラブトレに徹し、
そしてワイドの練習をして、一年振りに十一面に帰って来ました。

前日になおっぴは、不動沢のよろめきを2撃!
すごいな~。
私は最初、離陸するのも大変だったー。
めげずに何度も登って、自分なりの登り方を掴めたかな。
ということで、ワイドはなおっぴ担当ね。

昨日は4パーティ位取り付いていたみたいなんだけど、今日は貸切でした。
あとは、ベルジュエールと山族79黄昏ルートに1組づつ。
なんで贅沢なんだろう、胸の高鳴りが押さえられない。

1P目 しろ
少しプロテクションがとりにくいけど、ぐいぐい登る~♪
スリングの巻かれた木を目指して、そのすぐ上の大木に立派な終了点がある。


2P目 なおっぴ
チムニーから、チョックストーンを越え、テラスの大木まで。
チョックストーンの外側は怖いけど、内側は挟まって大変。
びびりなので、内側を選択。。。


3P目 しろ
松の木を木登りして、その後ろのきれいなコーナークラックに取り付く。
クラックは途中OWとなり、焦ったけど、落ち着いてよくスタンスを探せば問題なし。
あとはクラックと簡単なスラブが快適です。
昨日ワイドの練習してよかった~。
立派な終了点でビレー。



4P目 
ビレー点から岩を回り込んで、クラックを恐怖のクライムダウン。らしいですが、怖いので懸垂。
降りたところは安定していて、ピナクルでビレー。

5P目 なおっぴ
ワイドクラックに取り付く。

「"よろめき登れれば大丈夫"って聞いたから昨日がんばったのに・・・
しろにそそのかされた・・・」
byなおっぴ

最後の抜け口がばんざいジャムみたいで悪い!
よく登ってくれました(><)ありがとうw
終了点はカムで構築しました。


景色がサイコーに気持ちよかった。
今年の目標ルートをこんなに贅沢な環境で登れるなんて。
ピッチ数は少ないけど、お互いの得意なところが生きて、助け合って二人で登れた。
それが気持ちよかった。
来年は何度も大好きなこの岩場へ通えるよう、がんばろう。



下降は黄昏ルートの終了点から懸垂。
楽しかった。

ルート中に落ちていたごみを拾って帰りました。
それだけで、自分たちがここに来た意味がある気がしました。


夕焼けに染まる末端壁はサイコーにかっこよく、輝く紅葉に囲まれながら、おやつを食べて、満ち足りた気持ちで下山しました。