メンバー:なおっぴ&しろ
滝谷に行ってきました~♪
7/14
台風の後で梓川は濁っていましたw
お天気に恵まれず、夏と冬合わせて滝谷の計画は3回目。
今回もお天気がいいのは中日のみの予報なので、不安でいっぱいでした。
初日に上高地から北穂まで、
中日に滝谷登攀、奥穂または前穂経由で行けるところまで、
最終日に上高地まで戻ってくるプランでした。
いつも穏やかな梓川が、どうしちゃったの!?っていうくらいに荒れていました。
そんなときもあるよね~w
初日は予報よりお天気が悪くて終始肌寒い雨。。
それでも、久しぶりのアプローチは、不思議と楽しかった~。
涸沢まではほぼ夏道でした。
涸沢ヒュッテ手前がゆるい雪渓だが、アイゼンなしでも大丈夫。
初日は踏み後もなかったけど、最終日には踏み後ができていました。
南稜は例年より雪が多いそう。
私たちは、夏に涸沢に来たのは初めて。
ガスと雨の中、視界は10m程でしょうか。
この雪渓がどれだけ続くのかわからず、
アイゼンなしで登れるのか不安になりました。
全身濡れて寒いので、初日は涸沢までとしました。
ほぼあきらめモードで落ち込むしろ。
なおっぴはそんな私をどうにか元気つけようとがんばってくれました。
7/15
そんななおっぴのおかげか、奇跡的なお天気!
8:00涸沢発、キックステップも快適!
お天気でこんなに景色も、気持ちのゆとりも違うんだな~。
たくさん、たくさん深呼吸してリフレッシュしました。
どこまでも青空が広がります。
あきらめなくてよかった。
パートナーへの感謝の気持ちでいっぱいでした。
10:00北穂、松なみ岩。
アプローチと登攀にどれ位時間がかかるのかわからなかったので、テント装備をデポして休憩。
11:00下降点。
縦走路がドーム涸沢側から巻いて滝谷側に出たところ。
北穂分岐から最初の鎖場を下りきったところの×印から右の踏み後に入っていきます。
しばらく下降と右トラバースを繰り返すと、第3尾根に顕著なピナクルが見えてくる。右方向に進んで、第3尾根を跨ぐとバンド伝いに出るとペツルの懸垂支点があります。
結構明瞭なので、迷わずに行けると思います。
25m程懸垂して、バンドを右にトラバース。
リッジを登った上のテラスが取り付きです。
1P目:なおっぴ
凹角のクラックから直上し、チムニーをチョックストンの上のビレー点まで。
2P目:しろ
リッジからカンテ、スラブでテラスまで。
3P目:なおっぴ
ゆるい岩稜歩きで、4P目の取り付きに回りこむ。
4P目:しろ
フェース状からクラック、ハングを越える。
5P目:なおっぴ
右上凹角を左上、ハングをジャミングで登る。
空に向かって登っていく。
13:30終了。
快適に登れてよかった~。
ドームの頭から下降の踏み後に入るとすぐに縦走路です。
風がきもちいいよ~♪
松なみ岩に戻り、
15:00奥穂。
テントは私たちだけw
7/16
わーお、またガスw
改めて昨日のことが奇跡のように思えました。
降りようかで意見が一致。
一般道で迷いましたw
ルート以外でとことん弱弱な私たちですw
助け合い、話し合い、喜びあって、とてもいい経験になりました。